シルクハンモックのヨガをする際の注意点とは？詳しくご紹介

布にダメージを与えるアイテム禁止

シルクハンモックのヨガはその名のとおり、シルクハンモックを使用するヨガです。エアリアルシルクという布を使う空中ヨガですので、布にダメージを与えてしまうと、使えなくなる可能性があります。

基本的に、受講する生徒の方がマイシルクを持ち歩くことはなく、教室に設置されているエアリアルシルクを使うので、万が一ダメージを与えてしまうと、設備をだめにしてしまうのです。ダメージは蓄積されていくので、ある日突然シルクが破れてしまい、そのエアリアルシルクを使用していた生徒の方が、怪我をしてしまう恐れもあります。そのため、できる限りダメージを与えるものを遠ざける必要があるのです。

エアリアルシルクを傷つける恐れのあるものには、身につけている装飾品が挙げられます。たとえば多くの女性がネイルをしているかと思いますが、ロングネイルやストーンなどの装飾のついたネイルだと、レッスンの最中にエアリアルシルクを引っかけたり、破いたりする可能性があるのです。

そのほかにも、洋服の装飾も原因となる恐れが考えられます。ファスナーやホックなども引っかかりやすいですし、スパンコールなども同様です。

シルクハンモックのヨガを受講する際は、装飾のないシンプルな服装にしなければなりません。基本的に装飾のついた洋服やネイルの方は受講できませんので、あらかじめご自身に問題がないかチェックをしましょう。

匂いを避ける

シルクハンモックに対して与えるダメージは、物理的なものだけではありません。匂いに関しても、注意が必要です。ヨガをすると、新陳代謝が活発になるので、汗をかいてしまいます。エチケットとして汗臭さを感じさせないようにと、制汗剤や香水を使用される方がいるかもしれません。しかし、それは厳禁です。

匂いに対する反応は、人それぞれです。そつの匂いに対していい香りと思う方もいれば、反対に耐え難い匂いだと感じる方もいます。そのため、よかれと思って身につけた香りがシルクハンモックに移ると、次にそのシルクハンモックを使用した方が体調を崩したり、気分が悪くなったりする恐れがあるのです。

また、化粧品にも比較的香りの強いものがあります。ご自身ではそんなつもりがなかったとしても、結果的にシルクハンモックにその匂いがついてしまってはいけません。もしも匂いを気にしなかった場合、ほかの人の匂いと混ざってしまい、最終的に嫌な匂いになることも考えられます。

無香料というのがもっとも理想的ですので、シルクハンモックのヨガをする際には、普段以上に匂いに気をつけるようにしましょう。

食後2時間以内を避ける

通常のヨガですとそこまで激しい動きはしませんが、シルクハンモックのヨガは、重力を感じながらさまざまな姿勢を取ります。逆さの姿勢になることもありますし、その動きは縦横無尽です。そこで注意していただきたいのが、受講前の食事のタイミングです。

食後にいきなり激しい運動をすると、消化に影響を及ぼしますし、体調不良の原因になるので、極力避けましょう。とくにシルクハンモックのヨガですと逆さになる動きがありますので、それがきっかけで嘔吐することも考えられるのです。さまざまな体勢を取ることで、お腹に対して負荷がかかる場面もあるため、食後すぐの運動は危険です。

また、乗り物酔いしやすい方などですと、逆さになる動きに人一倍弱いでしょうから、通常よりも危険性が増します。

食後2時間以上経過していれば、ある程度消化も進んでいるので、シルクハンモックのヨガで上下左右に動いても安心です。そもそも運動の内容に関わらず、食事直後の運動はオススメできません。しっかりと休んでからシルクハンモックのヨガのレッスンを楽しみましょう。

 受講できない条件

安全にシルクハンモックのヨガを楽しむために、先述の注意点のほかにも、受講ができない条件があります。これは体調に関するものですので、すべてクリアしているかあらかじめ確認しておくようにしましょう。

まずは、高血圧や心臓に持病がある方です。レッスンによって、心拍数が平常時より上昇します。その際に、心臓などに負荷がかかると命の危険があります。耳や腰に持病を抱えていらっしゃる場合も、同様です。

いずれもシルクハンモックのヨガにおいては重要なパーツですので、その部分に持病があると、レッスンの効果もあまり期待ができません。

妊娠中の方や、産後3ヶ月以内の方もNGです。妊娠中ですとお腹に負荷を与えることは一切NGですので、シルクハンモックのヨガに向いていません。産後3ヶ月以上経過するまでは、安静にしていなければなりません。

そのほかにもいくつか条件が設けられていますので、はじめる際には、事前にすべての条件をクリアしているか、しっかりと確かめるようにしましょう。

まとめ