運動神経が悪い人でもできる!シルクハンモックのヨガとは?

運動神経が悪い人でもできる!シルクハンモックのヨガとは?

「普段運動をしていない」「運動神経が悪い」といった人にとって、継続した運動というのは、なかなか難しいものです。そんな方にぜひオススメしたいのが「シルクハンモックのヨガ」です。

簡単にでき、効果も高いため、運動神経が悪い人でも継続して取り組みやすくなっています。今回は、そんなシルクハンモックのヨガは、具体的にどのような運動をするのか?を見ていきます。

シルクハンモックのヨガとは?

シルク製のハンモックに身体を預けながら行うヨガのことを、一般的に「シルクハンモックのヨガ」といいます。シルクハンモックにサスペンションを取り付け、天井から吊した状態にしているため、耐久性に優れており、ヨガを行うことも可能となっているのです。

また、シルクハンモックの吊り下げ部分にハンドルやグリップがついている場合もあり、そのようなタイプを使用していれば、つかまった状態でいろいろなポーズも可能です。シルクハンモックというのは、その名のとおり柔らかいシルク製のため、その上で身体を動かしたり運動したりしても、擦れることなく、痛みもありません。

どんな効果があるのか?

シルクハンモックのヨガには、いろいろな効果があります。

重力による筋肉圧迫からの解放

シルクハンモックのヨガは、首や腰などの身体の一部分に対し、無重力状態を作り出せます。そのため、背骨にかかる重力が低減され、腰痛や肩痛などの症状が改善されることがあります。

効率のよい筋肉トレーニングが可能

シルクハンモックのヨガは、身体の一部を固定して行うため、効率のよい筋肉トレーニングが可能となります。

瞑想などでストレス解消

シルクハンモックに乗った状態というのは、とても気持ちのいいものです。身体を包まれ空中に浮いたなかで瞑想を行えば、とてもリラックスでき、ストレス解消になります。

インバージョンセラピー効果が得られる

インバージョンとは、反転という意味です。シルクハンモックのヨガでは、身体を逆さまにできるので、このインバージョンセラピー効果も得られるのです。具体的には、お腹をへこませることができたり、便秘の解消効果が得られたり、顔の美肌効果を得られたりといった効果も期待できます。

運動神経が悪い人でもできる

なかには「運動が苦手だからできない」といったように感じている方もいるでしょう。じつはシルクハンモックのヨガは、どんな人でも取り組むことができます。たとえば運動神経が悪い人でも、シルクハンモックのヨガでは激しい運動をするわけではないので、運動神経の悪い人でも問題なく取り組めます。

どんな運動をするのか?

とはいっても、運動神経が悪い人は、最初は不安を感じるでしょう。ではここで、シルクハンモックのヨガでどのようなことをするのか?どのようなポーズがあるのか?といった点について見ていきましょう。

シルクハンモックのヨガの基本的なポーズには、「ウンブのポーズ」「「スパイダーマンのポーズ」「ウィッシュボーンのポーズ」三種があります。いずれも難しくなく、運動神経が悪い人でもやりやすいものとなっています。

ウンブのポーズ

先ほどの三種のポーズのなかでも、もっともやりやすいのがウンブのポーズです。運動神経の悪い人でも、取り組みやすいでしょう。

ウンブのポーズの効果とは?

ウンブというのは、「子宮」を意味する言葉です。シルクハンモックにすっぽりと包まれるような形で行います。このポーズで瞑想を行うことで、高いリラックス効果、それによるストレスの解消が可能です。たとえば、眠る前にウンブのポーズを行えば、自律神経のバランスが整い、深い眠りにつけます。

ウンブのポーズのやり方

まずはシルクハンモックのなかに入り、布に腰かけます。そこで足を開き、あぐらをかくようなポーズのまま、膝を内側に曲げます。両膝を閉じて布に包まれるイメージで深呼吸を繰り返し、リラックスしましょう。

スパイダーマンのポーズ

ヨガでよく行われる「がっせきのポーズ」。マットの上で足の両足の裏をくっつけ合うこのポーズを、スパイダーマンのポーズは、上下逆さまに反転させて行います。アメリカンコミックスのキャラクターがよく行うポーズに似ていることから、このような名前で呼ばれています。

マットの上で行うときと違い、力をあまり入れずに行うことができるため、運動神経の悪い人でも簡単にできるポーズです。

スパイダーマンのポーズの効果とは?

逆さまになり背骨を伸ばすことにより、背骨のつまりが取れます。それにより、自律神経の乱れの解消や、血流の滞り、リンパの流れの正常化などといった効果が得られます。また、腰痛緩和の効果もあるでしょう。

スパイダーマンポーズのやり方

シルクハンモックの中に座り、布の両端を握ります。そして両足を大きく左右に開きながら、身体をゆっくり後ろに傾け、そのまま逆さまになります。

ウィッシュボーンのポーズ

先ほどのスパイダーマンのポーズから両手を床につけ、逆さまになっているようなポーズが、ウィッシュボーンのポーズです。スカイダイビングをしているようなイメージで行います。

ウィッシュボーンのポーズの効果とは?

肩回りと首、そして背中を伸ばすポーズのため、硬くなった筋肉が伸び、肩こりや首コリなどの症状が改善されます。また、バンザイの形になり両脇がストレッチされるので、リンパの流れがよくなり、むくみの解消にも繋がります。

ウィッシュボーンのポーズのやり方

スパイダーマンのポーズの状態のまま、両手を床につけます。両手を前に少しずつ動かしながら、背骨を伸ばすように上体を起こしていきます。

まとめ

シルクハンモックのヨガは、シルク製のハンモックで行うヨガのことです。得られる効果としては、「重力による筋肉圧迫からの解放」「効率のよい筋肉トレーニングが可能」「ストレス解消」などがあります。

シルクハンモックでのヨガの特徴として、「運動神経が悪い人でも簡単にできる」ことがあります。簡単な三種の基礎ポーズは、いずれも難しくなく効果も高いため、オススメです。

東京都世田谷区南烏山にあります「PALLASSTUDIO」では、シルクハンモックのヨガをはじめとしたエアリアルヨガ(空中ヨガ・半重力ヨガ)を行っております。身体の硬い方でも初心者の方でも、気軽にお問い合わせください。