シルクハンモックのヨガが与える妊娠への効果とは?

シルクハンモックのヨガが与える妊娠への効果とは?

「妊活」と呼ばれる妊娠するための活動に励んでいる方が大勢いるかと思いますが、なかなか実を結ばない方もいらっしゃるかもしれません。ご本人にとっては深刻な問題でしょう。

そんな妊活に、シルクハンモックのヨガが効果的ということをご存じでしょうか?今回は、シルクハンモックのヨガが与える妊娠への効果についてご紹介いたします。

妊娠にはホルモンバランスが大切

妊娠をするために必要な要素は、さまざまなものがありますが、その中でも、ホルモンバランスを整えることも重要なポイントです。女性ホルモンのバランスを保つことが妊娠するためには大切なのですが、それは、エストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンの均衡のことを指しています。

エストロゲンというのは、女性らしい体作りをする働きのあるホルモンのことで、「美人ホルモン」と呼ばれています。実際には、エストロゲンという物質があるのではなく、数種類の物質の総称です。子宮内膜を増殖させて、妊娠の準備をするという特徴があります。

プロゲステロンは、妊娠のために働くホルモンのことで、「妊娠ホルモン」と呼ばれています。受精卵が着床しやすくするという特徴をもっているのです。この2つのホルモンのバランスが整っていることで、妊娠しやすい体になります。

私たちは、普段少なからずストレスに晒されているかと思いますが、ストレスは、ホルモンを正常に分泌できなくなってしまうことがあります。また、生活習慣の乱れも、ホルモンバランスに影響を与えてしまいます。妊娠しやすい体を作るためには、まずホルモンバランスを正常にすることが第一です。

リンパの流れがスムーズになる

シルクハンモックのヨガをすることによって、リンパの流れがスムーズになる効果が期待ができます。リンパとは、血管のように全身に張り巡らされている管のことで、その中をリンパ液が常に循環しています。このリンパ液は、体内の老廃物を排出する重要な役割を担っているのです。

しかし、リンパは血管とは違い、心臓のようなポンプの役割を果たす臓器がありません。そのため、流れが滞ってしまいやすいのです。リンパの流れが滞ってしまうと、むくみや血流の悪化、基礎代謝の低下などにつながります。

シルクハンモックのヨガのレッスンでは、シルクハンモックをリンパ節にあてたり締めつけたりします。その結果リンパが刺激され、リンパの流れが促進されるのです。

本来であれば、リンパマッサージなどでリンパを刺激するのですが、シルクハンモックのヨガですと、リンパを意識することなくレッスンを行うことで、結果的にリンパを刺激できるのです。ほかにもあるさまざまな効果の一部としてリンパの流れを改善できるので、非常に素晴らしいものであることは間違いありません。

リンパの流れが促進されると、血流も促進されます。女性ホルモンは血流に乗って移動するので、血流が促進されるということは、ホルモンがしっかりと行き渡り、妊娠しやすい体作りに役立つのです。

骨盤の歪み矯正

骨盤が歪んでしまっている方は、意外と多いです。普段あまり意識しないので気が付きませんが、実は歪んでいることがあるのです。日常生活に支障がなければそのままでもいいと思われるでしょう。

しかし、骨盤の歪みは、知らずしらずの内に悪影響を与えます。肩こりや腰痛に悩まされている方は、もしかすると、骨盤の歪みに原因があるかもしれません。O脚や足のむくみなどに関しても、同様です。まったく関係がないように思えて、実は骨盤の歪みに起因している可能性が考えられるのです。

骨盤の歪みには、いくつかのタイプが存在しています。

前傾タイプ

前傾タイプは、骨盤が前に傾いてしまっているタイプです。お尻を突き出す形になるため姿勢がよく見えますが、腰の反りが強くなってしまうので腰に負担が大きく、腰痛になりやすいのです。ハイヒールを履くと前傾姿勢になりますので、多くの女性がこの前傾タイプに該当するといわれています。

後傾タイプ

後傾タイプは、その名のとおり、骨盤が後ろに傾いてしまっているタイプです。骨盤が後ろに傾いているため、顔が前に突き出される形となり、猫背や垂れ尻などの原因になりやすくなります。高齢者や筋力の弱い方がなりやすく、肩こりやひざへの負担の原因になります。

開きタイプ

開きタイプは、骨盤が左右に開いてしまっているタイプで、産後の方の多くがなるタイプです。出産のために開いた骨盤が、ホルモンバランスの影響によって、なかなか元に戻りにくくなった状態なのです。また、出産だけでなく、あぐらをかくとなりやすくなります。下半身太りやO脚の原因といわれています。

左右傾きタイプ

左右傾きタイプは、お尻や左右の筋肉に違いが生まれることで、骨盤が左右で高さが違うタイプです。このタイプは腰痛になりやすく、負荷も高いため、改善するべきです。

子宮や卵巣と骨盤は大きな関係がありますので、歪みは妊娠に大きな影響を与えます。歪んでいたとしても妊娠は可能ですが、できるだけ歪みのない正常な骨盤でいることをオススメします。

妊娠中は避けるべき

妊娠中は、シルクハンモックのヨガのレッスンは避けましょう。妊活には非常に高い効果に期待ができますが、妊娠をしてからは、できるだけお腹部分に負荷を与えないようにするべきです。シルクハンモックのヨガのレッスンでは、お腹に負荷のかかるような姿勢もありますので、妊娠が発覚したら控えるようにしましょう。

まとめ

必ずしも妊娠できるわけではないものの、実際にシルクハンモックのヨガを行うことによって、妊娠した方が多いというのも事実です。妊活に励まれているなら、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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